不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

初の単体事業物件購入

田舎の倉庫兼作業場を買った。初めての単体事業物件でもある。通りから二軒中に入るのでロードサイドではない。

 

当初売り出されていた価格の約半額だ。この物件を知ったのはちょうど一年前。知り合いの外人さんが車の修理業をしたいからそのような物件を用意して欲しいというので探したところヒットした。

 

その時は条件が合わず流れたのだが、不動産屋さんとの話の中で任意売却物件であるという事が引っかかっていた。そう、大幅な値引きが期待できるのだ。

 

先々月買った物件も任意売却。思えば今まで買った任意売却物件は戸数にして所有する半分以上を占めている。

 

そして決まって安く買えているので稼ぎ頭となる。ただ今回は事業物件なので入居付けは時間が掛かりそう。

 

不動産屋さんもそれぞれ特徴があり任意売却物件が多いところ、相続人不在で裁判所から弁護士経由で物件を回してもらってるところなどがある。

 

自然とそのような不動産屋さんの物件は時々チェックするようにしている。

 

また今回の物件を買おうと思った理由の一つとして土地がだいぶ広い事がある。以前大家セミナーで有名な大家さんが土地も部屋も広い物を買っておけば潰しが効いて良い、と言っていたからだ。

 

今回の場合例えば土地だけの場合と倉庫周辺だけというように分けることも可能。

 

ただ残置物が多くそれを早く片付けねば。自宅から一時間以上かかるので手間がかからないようにジモティに無料で出して一気に持って行ってもらう作戦だ。

 

新規事業に時間を割きたいのでなるべく手間を減らしたい。

 

資金繰りにしても現金では買えないので融資を使ったのだが予想に反して融資が通ってしまった。

 

最初に相談したメインバンクは入居者のいない物件なのでリスクがある、という事で借りられなかった。

 

ダメ元で新規開拓の信金とエリア最強地銀に打診した。信金は保証協会を使って通そうとした為時間が掛かった。

 

その間地銀の方は相手の様子ばかり逐一確認するばかりで肝心の審査は進捗がない様子であった。

 

そんな折信金から保証協会の仮審査が通った旨連絡が入ったので、少しカマをかけて地銀に信金の方の審査は通ったと伝えるとあっさり半日後に地銀の審査も通りましたと連絡が入った。。

 

そこで信金側の金利は何パーなのか聞いてきたのでまだ保証協会の仮審査が通っただけなので金利は分からない、おたくは何パーなのかと聞いてみた。その翌日に地銀担当から電話で2%後半でどうか、と連絡が来る。

 

信金の方は保証協会の本審査を通す為に売主と売買契約を交わし必要書類を提出すると一週間程で本審査を通過。信金金利は1.5%、保証協会の保証料が別途現金で数十万掛かる。

 

私としては新たな金融機関を開拓できるし、地銀の後出しジャンケン風味な審査姿勢も腹立ったのでそのまま信金で決済をした。

 

地銀担当に断りの電話を入れると特にガッカリした様子もなく淡々と受け入れてもらえた。それだけ今回の事業物件が安いという事だ。

 

今年はおそらくこれで賃貸物件購入は終わりとなるだろう。物件検索もしなくなって二カ月ほどになる。

 

頭のリソースが新規事業に向いているという事だ。ブログ更新は約一カ月空いたがおそらく今後も似たような(更に長い?)更新頻度になりそう。

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