木造アパートの売却が無事終わった。今回の物件は2年前に購入しセルフリフォームで綺麗にして満室にし付加価値を高めて利益を得ることができた。
築50年近くが経ち至る所がボロボロで購入時点では八室中二室の入居だった。場所が良い所だったので半年程で満室にできた。初めて生活保護の方を対象として募集し良い経験ができたと思う。
売却後はローンを完済して満室想定時CFの五年分が残った。売却するとレバレッジ効果を実感する。
ローンは地元の信金で借りていたのだがこの返済でローンが消え担当者さんからは「これで実績ができたので次はもっと借りやすいですよ。トーカイさんの今回の一連の流れは社内で評価が上がりました。」と言ってもらえた。
どうやら最初の印象は頼りなかったようだ。ボロ物件を自らリフォームし満室にして高く売る、というのはやる人が少ないのだろうか。
入居管理を不動産屋に頼らず自主管理したのも良い経験だ。築古なのにほとんどと言って良いほど連絡はかかってこない。
何かあっても簡単に対応できることばかりなのでアパートは自主管理でも十分やれる事が分かった。
貸主変更で書類に捺印をもらいに行った際には入居者さん達から残念がられたのはありがたかった。
それと、自転車でも行ける距離に物件を持つことの便利さも味わった。同じ日の朝と夜に行けるので書類も一日で回収できた。
これで新規事業の為にある程度資金を回すことができる。不動産経営と違ってどれだけのCFが見込めるか読めないのだが多分なんとかなるだろう。
ただし融資に関してはアパートと違って困難を極めている。打診中の銀行も当初と大分雲行きが変わっており今回完済した信金にも打診した。
先月海外までサウナストーブを買い付けに行きDIYでリフォームは徐々に進んでいる。近頃は大学時代の友人にアルバイトを頼み二馬力で工事する日もある。
一人だと甘えてサボり時間を過ごしてしまうところ友人がいる事でちゃんとやらなければとなりいつもより捗る。仲間と作業する事の意外な効果を実感している。
浴場物件購入から既に半年以上が経過し早くオープンにこぎ着けたい気持ちが募ってきた。今の所三月頃を目処に仕上げたいと思う。