不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

勤め人の時との違い

何年かぶりに38度の熱が出た。横浜レゲエ祭で無理して前列で騒ぎまくったせいかもしれない。

 

近頃は新規事業の物件リフォームに勤しんでいて身体的にもハードワークをしていた。ここにきて気温もみるみる上昇してきたので体調に気を付けていこうと思う。

 

先日物件の外で作業をしていると友人が外回りの途中に冷たいポカリを差し入れてくれた。五臓六腑に沁み渡るうまさとはこの事を言う。

 

そのまま休憩だべりタイムに。この夏妻と長期で旅行に行く話をしたところお金の話になった。稼ぎは勤め人時代と遜色ないのか気になるようだ。

 

元々勤めていた会社が大きな会社だった事もあり家族は反対しなかったのか聞かれた。またその頃の私と今では華やかさが違うようである。

 

毎日スーツに革靴で会社から支給された営業車に乗っていたので見た目には成功している姿に見えたのだと思う。

 

現在はというと天板がひどく色褪せた中古の軽貨物車を転がす肉体労働者である。勤め人時代を知る彼からはすごい変わり様なのだ。

 

妻からはだいぶ反対されたし妻の母親も勿体無いと嘆息していた。自分の親には辞めてしばらくしてから伝えた。

 

お金の回り方は会社員とは全然違うので稼ぎの差は正直分からないが生活水準的にはあの頃より少し良い位のところにはいると思われる。

 

正直お金に困るとすぐ借金で資金調達してしまうので純粋に自分の稼ぎかと言われると違うのだと思う。

 

しかし不動産投資、特にアパートのような複数世帯が入居する物件をローンで買う場合、買ってしまえばその後は毎月入居者が返済をしてくれる。その金額は結構多い。

 

その為借入から一年も経過すれば割と貸してくれるところはある。運転資金の場合もあるし小さな物件を当てることもある。

 

不動産投資家あるいは事業主としては不健全なのだと思うが今のところ上手くやれている。こんな感じなので会社員時代と金回りを比較する事は難しいし意味が無いと思ってしまう。

 

そんな事よりもとにかく全てが自由だという事だ。友人が会社辞めてあの頃に戻りたいと思わないかと質問してきて答えに窮してしまった。

 

なるほど勤め人の目から見るとみすぼらしく苦しんでいる様に思えてしまうのかもしれない。

 

答えに窮した理由は断然今の方が良いに決まってるからだ。そうでなければどこかにまた就職すると思う。

 

自分もそうだったが会社員をしていると無意識に他人と比べてしまうのだと思う。常に営業成績で周りと比較される生活を送っていればしょうがない。

 

良い車に乗りたいとも思うのだがそれよりも今は体験に金を注ぎ込んでしまう。体験や経験は誰にも奪われないし無くならない。借金してでも早くやってしまったもの勝ちだ。

 

明日も色褪せた軽貨物車に乗って現場に行こう。