不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

充実した勤め方

去年の8月に勤め人を卒業し、5ヶ月ほど専業大家を経験したのち一人で仕事をする事に耐えられず今の会社に入った。

 

今回は勤め人としてでなく経営者候補としてだ。

 

前の会社は新卒で入り、15年以上もどっぷり浸かっていた。それだけ長くいるとそれなりに出世もしてしまいくだらない柵やら責任やらがまとわりつく。

 

その点今の会社(町工場)は純粋に仕事をする事の楽しさを味わえている。いつでも辞められるんだ、という余裕があり給料の為に働いていない。

 

いわゆる3K(汚い、キツい、危険)に分類される仕事で若者からは敬遠されがちである。真冬は凍傷になるのではないかという位寒い思いをした。私は寒いのが苦手だ。

 

また高いのも苦手である。高層階の足場に乗ったり荷上げ用の外付けエレベーターにも乗る。非常に抵抗があったが段々と慣れて来てしまった。

 

仕事に真剣に取り組んでいると寒いとか高いとこが怖いなどと考えてる暇は無いのだ。

 

そして私一人が加入した事で元々働いていた社員の体が楽になり他人の役に立っているという実感もある。

 

前にいた会社は自社の利益の為お客さんに必要の無い事でも自分をマインドコントロールして必要なんだと言い聞かせ、数字を積み上げていた。

 

世の中当たり前に思える事が実は必要ないという事が沢山あると思う。例えばシャンプーやリンスはほんの数十年前まではしなくても問題なかったはずだ。私はここ数年湯シャンである。

 

話が脱線したが、給料を心配せず世の中の役に立つことをしているという実感が自分にとって充実感や幸福感をもたらしてくれている。

 

その為にはやはり不動産賃貸業で稼ぎ、最初に勤めた会社を離れるというのは私にとって必要な事だったと思う。