不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

旅行中に夜逃げ連絡

今年の夏は勤め人では決して出来なかった経験ができた。妻とクルーズ旅行に2回行って来た。娘は東京一人暮らし、息子は義母が食事の世話をしてくれた。ありがたい。

 

1回目はミュージッククルーズで五泊六日、毎日毎晩レゲエとHIPHOPのイベント尽くしで楽しめた。これは私がどうしても行きたかったイベント。

 

最終日の下船時に一番好きなアーティストと写真を撮るチャンスにも恵まれてしばらく有頂天になった。

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2回目は12泊13日の長丁場な旅で昨年妻が癌になった時に未来への希望を持つ意味で申し込んでいたもの。

 

1回目はほぼ全て日本人だったが2回目は大部分が欧米人であとは中華系。船内では英語が当たり前であまり話せない私達はかなり苦労した。

 

外国人同士でも英語が話せれば客同士やスタッフとの間でコミュニケーションの輪が広がっていく。その中でだいぶ孤立感を抱いたものだ。悔しいのでもっと話せるようになりたい。

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しかも妻が6日目にコロナに感染してしまい船内の行動が食事含めて一人だったので何とも寂しい想いを経験した。

 

ただ一人だったので寄港地では自由に行動できたのでそらは良かったと思う。台湾では一人でバスに乗りサーフスポットまで行き、レンタルボードを借りてサーフィンを楽しめた。

 

帰りはレンタル屋さんで出会った方に途中まで車で送って頂いたりして台湾人の優しさに触れられた。いつかお返しがしたい。

 

そんな道中で一本の電話が鳴った。シラ電に出てみると保証会社の人だ。どうやら今春入居してもらった方が既に3ヶ月も滞納しているそう。

 

1ヶ月滞納した時点で連絡して欲しいものだ。旅の残り数日間はその事が気になってしようがなかった。

 

家に帰宅して荷物もそのままに現場に向かう。遠目には荒れた様子はない。駐車場に入れようとすると小型バイクのお巡りさんがいる。

 

大家である事を告げると、ご近所さんからこの家の人が所在不明で調べて欲しいと要請があったそうだ。

 

鍵を持っている事を話すと本部と相談してくれて人命救助名目でお巡りさんだけ中に入ると言う。

 

ひと通り中を見てもらったところテレビの線だけ残されてテレビ自体は無くなってたりするので「完全に飛びましたね」との事。

 

玄関から覗いた限り室内は綺麗なのでそれ程次の募集までは手間取らなそう。ひとまず庭のボーボーの草に除草剤をかけて退散。

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保証会社から送られて来てたFAXに署名捺印して返信。内容証明郵便を送ったりと裁判手続きに入るそうだ。

 

初めてのクルーズ旅行で初めての夜逃げ(昼逃げ?)連絡を受ける。良い経験をする事ができて大満足。