不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

高齢入居者を探す

先日5号アパートの内見を案内した。今回の引き合いルートはケアマネジャーだ。

 

先週市内の介護事業者名簿を出力し、物件周辺の事業所に営業をかけた。8件ほど電話して1件は資料をポストに入れといてと言われた他は皆様お会いしてチラシを受け取ってくれた。

 

参考にしたのは健美家の赤尾宣幸さんコラムで紹介されていた鈴木かずやさんとの共著「高齢者向きアパート経営法」だ。

 

100件は事業所を回るように書かれているのだが、私は幸運にも8件でご紹介を頂けた。

 

もちろんまだ成約には至っていないので今後も新規の事業所訪問は続けるつもりだ。

 

アポ電話の時はあまりケアマネさんの反応がよろしくなく期待薄で訪問したのだが、話していると一人紹介したい生活保護のお年寄りがいるという。

 

現在アパート四階に住んでいるが高齢で腰が悪く階段の昇り降りがしんどい為一階の部屋が空いたら移りたいと考えていたそうだ。

 

私のアパートは一階が空いてるので是非にと案内させてもらった。当日の朝ケアマネさんと四階の部屋まで迎えに行くと大変そうにゆっくり階段を降りているのが印象的だった。

 

同じ様に二階以上に住んでいるお年寄りの方は他にもいるだろう。これはケアマネさんとのトークの切り口にも使える。

 

私の車にケアマネさん、お客様を乗せアパートへ。1Kの部屋を見せると風呂のバランス釜を見たところで難色を示される。

 

これはまずいと2Kの部屋へ。家賃が五千円アップだが部屋も広くなり、現在払っている家賃より安い為大層気に入ってくれた。胸を撫で下ろす。。

 

実はこの部屋昨年12月までこれまた生活保護のお爺ちゃんが住んでた部屋なのだ。なぜかお爺ちゃんに縁がある部屋だ。

 

出た後DIYしたのだが、隣家が近く極端に日当たりが悪い部屋で客付けは苦労するだろうと考えていたのだ。そこを気に入って下さったのは良かった。

 

しかしすぐに入居申込とはならない。まずケアマネさんにて整形外科の先生にお爺ちゃん入居希望者さんは腰が悪いので一階の住居への引越しが必要だと一筆書いてもらう。

 

それをもって市に申請して認められてから引越し費用をまた相見積もりして申請して、と段階を踏む必要がある。

 

一度入居してくれれば施設に移るまでは長期入居が見込めるのでスムーズに進んで欲しい。生活保護の場合敷金礼金もがっつり三か月分出るので有難い。

 

保証会社も通らなくても構わない。ケアマネさんが定期的に訪問してくれるし本に書いてある通りウィンウィンである。

 

営業は大変だが入居希望者が待ちの状態にできれば不動産投資としては拡大が早くなる。今日もこれから営業だ。