不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

登録実務講習

昨日までの二日間で宅建の登録実務講習を受講した。丸一日中教室で受講なので終わった時の解放感は格別だった。

 

長い間住宅メーカーの子会社で働いたりここ数年不動産投資をしてきたので知ってる内容ばかりなのだがYouTubeと違って早送りできないので辛いところだ。

 

講義は最初20分映像視聴、次にワークブック記入、最後に講師が解説、という流れを一時間一コマとして二日間だ。

 

私は映像が流れている間にワークブックを終わらせて、他の人がワークブックをする時間には持ち込んでいた本を読んで過ごしていた。お陰で大分読書が進んだ。

 

最後に修了検定試験を受けた。これは教科書持ち込みが許されてるのだが、それまでの講義で講師の先生が赤線を引き付箋を貼るよう指示した箇所がそのまま出題されるので超簡単である。

 

合格は8割以上得点することが求められる。まあ満点だろう。ところが、である。

 

私が受けた講習会の試験でちょっとしたハプニングが発生した。試験は最初20問丸バツ選択式、後の20問は資料を読みながら重要事項説明書と契約書書面に入る言葉を書き入れる記述式なのだ。

 

試験が始まり軽快に丸バツ式を解いていく。さあ次に記述式だ。…で、うん?と頭に疑問が浮かぶ。

 

問題用紙には修了検定資料を参考にして必要語句を記入せよとあるが資料が無い。ただ持ち込み可資料の中に教科書と参考資料がありこの中の参考資料を読むのか?と最初思い込んでいた。

 

しかし何回ページをめくっても答えに辿り着く文章がない。こんなに難易度の高い試験だったのかと脇汗をダラダラかいていると二人の受講生が試験官に質問している。

 

おそらくこの「資料」についてだろう。しかしことごとく試験官によって参考資料を見ながら解いて下さい、と指示を受ける。

 

それで益々このまま一か八かでいくしかない、と覚悟を決めた時三人目が手を挙げ、さすがに様子がおかしいと思った講師が確認に行くと案の定検定用資料が配り漏れていたのだ。

 

試験官の女性はしきりに皆に謝り試験を10分延長してくれた。終わってすぐに講師の先生が皆の記述式の解答用紙をチェックしてくださり、8割以上得点できてると仰ってくれた。

 

一時は大分焦ったが無事終了して良かった。これから二週間程で修了の通知が来てそれを持って宅建士証の交付申請ができる。本当に長かった。

 

ちなみに銀行からは宅建の合格証コピーを提出してくれれば融資に有利に働くと言われている。業者免許を取れば尚更だ。

 

現在戸建一件の融資を保証協会を使った運転資金で250万申し込んでいる。ちなみに売り出し価格の三分の一で買付が通っている。

 

この後も賃貸中物件の話が来ているのでどんどん買い進めたい。若手の頃から付き合いのある不動産屋さんで飯屋繋がりで友達になったのだが、その方が大手に移り出世してくれたので私のところに川上話が舞い込むようになった。

 

もちろんこれまでこの方から2件戸建を購入してしっかり客付けをしているところを見てくれているからなのだが。何はともあれこの「波」になんとか乗っていきたい。