不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

後継者争い

3号ボロ戸建賃貸が決まった。購入当初残置物だらけで気が滅入ったが3ヶ月掛けて処分し、ジモティで募集したところ3日で借り手が見つかった。

 

今回は玄関鍵交換以外は何もリフォームしていない為居住用というよりは物置として借りてくれる方を探した。

 

家賃2万なのでCFとしては微々たるものだが総コスト65万なので良しとしよう。

 

サイトにアップしてすぐにご興味を示して下さった「何でも屋」的な商売をされてる30代中盤のTさん(妻子持ちの方)が借りてくれた。

 

先に内見に来たのは赤い髪の若者カップルだったがその後連絡が無いので見送ったのかもしれない。正直彼等には借りてほしく無いと思っていたので良かった。

 

Tさんは家族の為にこれからどんどん稼ぎたいと考えていて、私に不動産投資を教えて欲しいと言われている。うまく教えられるのか心配だが良いものを伝えられたらと思う。

 

町工場の仕事では現在見積書の作成に日々取り組んでいる。しかし今まで見積書を作った事がないのでなかなか慣れず先輩のチェック無しでは提出ができない。

 

何度も同じミスをしてしまう事もあり先輩からはうんざりされてしまっている。その度に非常に悔しい思いをするのだ。

 

前職の時一つの会社で16年働いて、果たして自分は他の会社に行った時に役に立つのだろうかと疑問に思っていたがやはり厳しい現実が待っていた。

 

以前は自分が成績が良くてベテランなので周りに対して引け目を感じることなど無かったがここでは逆である。

 

車輪が回り始めれば多少力を抜いても回転はしていくが最初はずっとフルで漕がなければいけない。そんな状態。

 

取締役も今年中に株の移転をしたいと言っているがいかんせん社内での評価が追いつかない。

 

なにせ私に仕事を教えてくれている先輩も後継社長の座を狙っており、今まで取締役と私だけだった社外ステークホルダーとのミーティングに同席するようになったのだ。

 

先輩は取締役から可愛がられつつもいじられキャラだった為私もつい冗談など軽口を叩いていたが雲行きが怪しくなってきた。

 

取締役としては最初から表立って私が後継者だと言っているとこの先輩のやる気に影響が出るので皆にチャンスは平等にあるということになっている。

 

しかし短期間で私の頭角が現れなければ後継者には到底なれないのだ。

 

先輩の倍近い年収を前職では頂いていた為ライバルと見なされることが不快であり変なプライドが出てきてしまう。もう辞めてしまおうか、と。

 

この苦悩に耐えトンネルを抜けた先に人間的にも成長した自分がいるのだと言い聞かせ今は地道にやろうと思う。