不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

事業承継分岐点

町工場の仕事も5ヶ月が経過した。流石に少しづつではあるが馴染んできた。

 

まだミスはあるが営業として見積書の作成もサクサクこなせるようになった。

 

そんな中、事業承継の事で取締役に呼ばれた。ここ最近考えてM&Aで他の会社に買ってもらった方がいいのではないか、と考えていると言う。

 

経営者が変わり社内がしばらくゴタつく事が予想され、現在少人数で俗人的に業務が行われている中で一人でも社員が辞めたら行き詰まってしまうのではないかと言うのだ。

 

当初は私が二年くらい業務をこなしていきながら実力をつけ時期を見て承継という事だったのだが、取締役もなるべく早く引退して楽になりたいのだ。

 

私もこの仕事に携わっていく中で途中もう辞めようかと何度も考えた。いわゆる3K仕事でハードな面が多々あるのだ。

 

しかしその度に自分を奮い立たせ頑張ろうと立ち上がって来た。苦しみの先にある何かを求めて。

 

しかしここにきて承継トライアルは岐路に差し掛かっている。

 

ここ数日考えていたのは、この会社で数年間頑張って財務を磐石にし、高齢で廃業する同業他社を買収する事。

 

いずれはバークシャーハサウェイ、ソフトバンクのような複合企業体を作りたいと考えている。

 

今までは不動産賃貸業だがこれからは企業投資業をしてみたいと空想していた。

 

タモリ学」という本の中にこんな文があり共感していた。

 

「仕事って面白いもんで、自分が『これくらいの力があって、もっと力をつけたいんだけどもこの辺くらいに行った時にちょうどこの仕事が来ると良いな』と思ってたら来ないんだよ。あれ、絶対(実力が備わる)前の段階で来るんだ。で、そこでひるんだらココまでまた行けないんだよね。」

 

おそらくまさにそんなタイミングが来ているのではないかと感じているのだ。

 

思えば物件もそうだと思う。自分には背伸びしても買えないだろう、というものに食らい付いて何とか融資承認にこぎつけ買う事で次のステージに進むのだ。

 

もし買えなかったとしても簡単に諦めるより自分の身にはなっているものだと思う。

 

周りの社員とコミュニケーションを取り一緒に頑張ってもらえるよう働きかけていきたい。