不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

時が経ち担当も変わる

三号アパートが4月から二部屋空いたままだ。しかも来月にはもう一部屋空くことが判明した。

 

まるでモグラ叩きだ。ある程度の規模になるまでは投資家の大家は楽できない。久しぶりに営業に出掛けた。

 

自宅から三十分程の地域まで車を走らせると結構な渋滞をしている。コロナ禍が収束に向かいつつあることを如実に表している。

 

合計七件の不動産屋を廻った。一件目は物件に一番近い会社。建物はこじんまりとしているが割と広告でよく目にする不動産屋だ。

 

突然の訪問にも関わらず担当の方が丁寧に対応してくれて募集協力をして頂ける事になった。

 

次のところは自社管理か大家自主管理物件しかネット掲載できないそうで早々に退散。

 

駅周辺に移動。過去に管理変更をしてしまった赤い大手不動産屋にも怯む事なく営業をかけた。

 

流石に手土産の一つもないのはまずいと思い近くのスーパーで栄養ドリンクのセットを調達。

 

気まずいかなと思いつつ中に入ると最初に目に飛び込んできたのは前職の時から関係の良かった店長さん。こちらのお店に転勤して来ていたのだ。

 

聞くと先月異動があったらしい。その時に管理部もグループ会社に統一されて当時いた担当者達も別の事務所に移っていったそうだ。

 

一番会いにくいと思っていた管理部の方がいないと知ってホッとした。

 

大体過去に管理変更をした会社に募集協力の要請をする人はなかなかいないと思う。どのツラ下げてと考えてしまう。

 

先月「失敗の本質」を読んで日本軍が体裁ばかり気にして適切な戦略を取れなかったことが敗戦へと繋がったことを学んでいた。

 

行ってみて改めて分かったが時が経てば組織も担当者も変わるのだ。旧知の店長さん曰く管理の条件も柔軟に対応できると言う。

 

また今後も何かの際には管理を頼む事もあるだろう。

 

私が昨年退社した事も知らなかったのでつい雑談が長くなってしまったが良い情報交換ができた。

 

他の不動産屋でも働いている人の雰囲気とか方針なんかが読み取れて有意義な活動ができたと思う。

 

やはり家でスマホをいじるより外に出て人に接した方が学びがあるのだ。