不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

4号戸建再考

一度買付が通った4号戸建について現地で建て替え可能な条件を詳しく確認した。

 

不動産屋さんは「非常にハードルが高い」と説明していたが甘く見ていた。確かにこれは難しそうだ。

 

購入予定の土地の中に避難用通路という過去の遺物が残っており名目上車を置く事はできない。

 

そしてこの避難用通路を取り下げる事で接道条件がクリアして建て替えが可能になるのだが、その為には避難用通路に繋がる位置指定道路に面する住民達に印鑑証明書と同意書に実印をもらう必要がある。

 

厄介なのがこの位置指定道路上に小屋などを置いている住民がいる事だ。避難用通路解除の条件としてこれらの工作物を撤去します、と上申書を添付しなければいけないという。

 

当初は簡単に移動できる程度の工作物だと認識していたが現地で見ると鉄骨で頑丈な物置のような物が造られており簡単にはいかない。

 

もちろん上申書を提出したからといって強制的に撤去させられる事は考えられないので自分事であれば提出するだろう。

 

しかし他人の、しかも他所者が入ってきて建て替えができるようにお宅の工作物を撤去する上申書に実印を押してくれと言っても素直に押す人がいるとは考えづらい。

 

実際に建て替えのハードルが高過ぎるため恐縮だが不動産屋さんには買付入れた金額では難しい旨伝えた。

 

不動産屋さんも双方納得いかない状態で売買して禍根を残したくないとおっしゃってくれ売主さんに聞いてくれる事になった。

 

破談になるかもしれないがどうなることやら。