不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

アパート隣接借家

おはようございます。トーカイドーテイオーです。

 

戸建賃貸物件を買う事になりましたがまたまた失敗しました。

 

今年3月に購入したアパートの敷地内に売主様の親族が所有する借家があり、その借家の為の敷地を分筆してアパートを購入しておりました。

 

購入当時は融資が通るかどうかが一番の関心事であり敷地に潜むリスクをしっかりと認識出来ておりませんでした。

 

私が購入したアパートとこの借家は同じ進入路になっており分筆後は進入路の大部分が借家用の敷地に入ります。

 

敷地図上は進入路に対して半々で分けられているのですが実際は私の方の敷地が縦列駐車場になっているので現状他人の敷地を通らせてもらって入居者さんは駐車しているのです。

 

売買契約時に現在の借家所有者さんに敷地内通過の許諾は得ていたしまだ当面借家は売る気配が無かったのであまり気にしていませんでした。

 

しかしアパート購入後2ヶ月ほどで売却の意思があると仲介不動産業者を通じて連絡がありました。

 

査定価格はほぼ土地値ですが正直借家一件として見た場合買う気にもならない金額です。

 

アパート購入直後でもありますし現金にも余裕がありません。(…常に、ですけどね)

 

普通に借家として購入する目線でいくと買い手はつかないだろうと判断し押し戻されてもいいように約半値で買付申込書を提出しました。

 

二ヶ月後売主様はその値段では売れない、仲介で売却して欲しいとの意向が伝えられました。

 

それで先日仲介業者さんに事務所に来て欲しいという事で行ってきまして社長と打ち合わせしました。

 

社長からこの敷地の特性上普通に購入する投資家はいないだろうけど万が一意地悪な人が購入し進入路を通れないようにしてしまう可能性はゼロではない事を諭されました。

 

確かに悪意を持って購入して進入路を通れなくしたのち更に高い値段で吹っかけるという事も可能性としてあります。

 

そこまで頭が回りませんでした。現在の借家所有者さんと通行について許諾を得ている事で他人に所有権が移っても引き継がれるものと安易に考えておりました。

 

その購入者がきちんと守ってくれるとは限りませんから見方が甘かったとしか言えません。

 

それで結局は社長も私が購入するのが本来望ましいので多少高くても買って下さい、と仰って下さいました。

 

それでも査定価格からは二割引なので土地の価値としてはお得なのだと思います。指値をもっとマイルドにしておけば良かったなどと後悔しても遅いです。

 

一旦売りに出すと見せかけて手元で熟成してもらい三ヶ月後にこの値段じゃ売れないからと打ち合わせ通りの値段で中間省略にて売って頂きます。

 

まだすんなりいくとは限りませんので最後まで気を抜かずにいきたいと思います。

 

それでは!