不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

天才は一日にしてならず

おはようございます。トーカイドーテイオーです。

 

昨日読んだアパートメーカーの会報に羽生善治棋士のインタビュー記事が載っており勉強になったのでシェアできればと思います。

 

希代の名棋士が対局の際必ず働かせる重要な力は「直感力」だそうです。

 

「直感力があれば、無駄な考えや選択を捨てて、本当に深刻に悩まなきゃいけないところに焦点を当てることができます。」

 

直感力とは天才らしいな、と思いきや以下に意外な磨き方が。

 

「私が心がけているのは、自分が行った決断や選択を対局後にきっちりと検証する作業。一局の中で必ずあるミスや課題のほか、攻め合いや膠着状態など難しい状況をきちんと振り返って検証していくのです。そうすれば、その後に何十回、何百回と経験するであろう似たような展開や局面に遭遇した際に、難事を打開する手段や方法をストックとして持っておく事ができます。」


不動産投資でいうと、買った物件の検証がこれに当たると思います。想定した利益が上げられているか、もっとうまく交渉する余地は残されていなかったか。地味な作業ですがこれを癖付けておくと次第に直感力が磨かれるのだと思います。


棋士の力は拮抗していて、皆一様に直感力も優れています。その中で差となるのが、リスクを取れるかどうか。一局の中で何回か、どちらを選んだら良いか分からない局面が必ずあります。その時に無謀なことはやらず、なおかつ保守的にならないようにと肝に銘じています。」


リスクを取る。地道な作業で磨かれた直感力の上にありライバルに差をつける部分かと思います。

 

例えば、慎重に検討した上で提出する融資特約無しでの買付申し込みがこれに該当するのでしょうか。


「将棋にはその時々で戦術のトレンドがあるんです。今、最先端の戦法で5年後も主流だと考えられるものもあれば、すぐに廃れてしまうものもあります。だから目先の勝敗だけにとらわれず、未来につながる戦い方を、リスクを取ってでも選択することになります。」


不動産投資も流派が色々ありますね。トレンドもあります。最近は融資が難しくなってきておりボロ戸建が流行っていると耳にします。


自分の得意分野、戦法が定まるまでは色々試しいずれ自分オリジナルの投資法を確立する事が大事だと思います。


私も今月は初のボロ戸建DIYで滝のように汗をかいてますが良い勉強をさせてもらっている感覚です。今は早く完成させたい、それだけです。

 

今日もコツコツやるぞ、それでは!