不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

DIYは脳に良い

今月は私の法人の四度目の決算である。黒字ではあるが目標へはなかなか届かない。

 

やはり売却を絡めていかなければ売り上げが伸びる事はない。現在法人で売りに出してる物件はたまに問い合わせが入る程度で売れそうな気配がない。

 

昨年買ったボロ木造アパートで場所は市内の人気住宅地なのだが建物が古く積算評価が伸びない。思ったより難しいものだ。

 

購入してDIYリフォームを施し入居付けに苦労したのだがここにきて8部屋中7部屋埋まりしっかりキャッシュフローを生み出してくれている。今月一杯で一旦売却は取り下げしばらく持つことにしようかと思う。

 

個人の方でも一棟目アパートを売り出しておりこちらは買い付けが入り法人の方で決まりかけたのだが縁ある業者の方からの頼みがありそちらを優先する事にした。

 

がしかし、買付を入れてもらってから既に4週間が経過しようとしている。購入希望者様は一棟目らしく金融機関の審査が慎重になっているのかもしれない。

 

待っているのも辛いものだ。今になって最初の法人様に売ってしまえばよかったなどと考えてしまう。これで融資が通らなかったらえらい時間のロスである。

 

こればかりはコントロールできないので待つしかない。私は自分の今やる事に集中すべきである。

 

という事でボロ戸建のリフォームであるがここのところ台風やら嫁の病院やらで進捗が悪い。気付くともう10月になりそうだ。

 

今日は外壁下塗りを開始したのだが窓養生が台風の風で取れかかったりしており直すのにイライラしてしまった。

 

また、高所作業における効率の悪さから知り合いに足場屋さんを紹介してもらい打ち合わせをする事にした。予算内で組んでくれることを祈る。

 

昨日は友達の不動産屋さんから新たに紹介してもらったボロ戸建の商談が成立しそうとの連絡があり早く現在のリフォームを終わらせたい。塗装が終わればやっと内装である。

 

話は変わり先日「スマホ脳」という本を読んだ。

 

この本によると我々の脳は石器時代から変わっていない為、現代のデジタル時代にうまく対応できないそうだ。

 

その為ストレスで鬱が増えているという。手元でピコピコやるより体を使っている方が脳に良いそうだ。

 

最近がっつりDIYをしているので常に身体は疲労感があるのだが、脳的にはとても楽しんでいる。勤め人時代にはない楽しさを持って作業に没頭できているのだ。

 

売り上げを伸ばそうと思えば人に作業を依頼した方が早いのかもしれないがそれだと楽しみが減ってしまうのだ。

 

また、DIYは危険を伴うのでその面でも人に依頼した方が良いという意見もあると思う。特に無足場での塗装などはそうだと思う。

 

しかしこれも私の解釈では石器時代は常に殺される危険がありそのような危険を回避して生き延びてきたので危険な事に対して脳は好む傾向があるように思う。

 

単に危険を好むのではなく危険を回避する為に集中する事を好むとも言える。そんなわけで毎回作業後はドーパミンが出た状態で帰路につくのだ。

 

売り上げは伸びないがめちゃくちゃ楽しい。そんな感じである。