不動産投資ボーガズム宣言

勤め人卒業後事業承継で町工場の経営者を目指すトーカイドーテイオーが不動産賃貸業における行動や考えを綴ります。

元大工の入居者さん

5号アパートに住む生活保護受給者のFさん。市から支給され直接振り込まれる家賃とは別に支給上限を超える数千円を別途振り込んでもらっている。

 

保護費の支給日が毎月5日なので6日に振り込んでもらう。他の入居者は皆月末に家賃を振り込むのでタイミングにズレがある。

 

入居時なかなか書類が揃わなかったり連絡が取れなかったり困ることが多かった。先月は別途振り込みの数千円が入っておらず催促して振り込んでもらった。

 

そんなこんなもあり、というのは言い訳なのだが、先月末にFさんからの入金履歴がないのをまた振り込み忘れだと勘違いして月末に催促に訪問してしまった。

 

本来なら月初めの6日に入金確認すべきなのに月末に現れた大家の私に対して全く納得がいかず怒り心頭させてしまった。

 

あまりにも非を認めないので私も途中からおかしいと思い一旦もう一度確認しますと引き返した。

 

自宅でよく考えて自分の間違いに気付いた。すぐにアパートに戻り平謝り。何という失礼な大家なことか。。

 

すぐに非を認めて謝ったからかその事については怒りを収めて下さった。その代わり室内に招き入れられる。

 

洋室の床は私がDIYフロアタイルを貼ったのだがその床に小さな段差があり靴下が引っかかるので何とかして欲しいという。

 

何とこの方元大工さんなのだ。私が自分でやりましたと白状するとやっぱりなと苦笑い。まさかプロの人が入居する事は想定していない。

 

Fさんは大工の仕事で怪我をして働けなくなり生活保護受給者となっている。家にいてもやることが無いからこの床を直してやると言う。

 

私が費用を気にしてモゴモゴしていると作業費は要らないから部材だけ準備して、ということになった。

 

普通の入居者であれば問題にならないと思うがプロの手で綺麗に仕上がるなら良しとするかと考えた。

 

折角貼ったフロアタイルを全部剥がすのは気がひけるのだが。そもそも接着剤が付いてるので綺麗に剥がれるか分からない。

 

まあそもそも失礼な対応をした私に非があるのは明白だし謝罪費と考えれば部材代位は払うべきだろう。

 

謙虚に正しい貼り方を教わる機会にしようと思う。