雪国のサウナ修行生活もいよいよラスト1日となりました。今日はこの1ヶ月を総括したいと思います。
色々な事があり自分にとって非常に大きな経験として刻み込まれました。日本語が通じる海外でワーキングホリデーをしたようなものです。
最初の頃はあまりの寒さでなかなか自分のペースが作れませんでした。
サウナ番をするにも吹雪の外と灼熱のサウナとの気温差でどんな服装をすれば良いのか全く分かりません。
雪は雨の延長線上にあると考えてカッパを着ていました。↓こんな感じでリアル北の国から状態でした。
一緒に働く仲間達は皆二十代〜三十代です。去年まで勤めていた会社や来月から働き始める会社は建築関係なので割と年齢層が高く、事あるごとに「最近の若者達はどこで働いてんだろうなー、全然求人に応募来ない」などと言ってましたがここにいました。
若者達はレストラン内で真面目ぶってパソコンをカチャカチャやっております。どうせネットサーフィンだろうと画面を覗き込むと本当に何かしら記事らしきものを書いておりました。
そして若者達はサウナに集まります。「サウナイキタイ」https://sauna-ikitai.comというサイトで人気のところは押し合いへし合い状態です。
web制作やレストランなども冷静に考えれば若者がいそうですよね。そして女子が生き生きと働く現場には自然と若い男子が集まります。
今後町工場で改革を行うにあたり非常にヒントになる気づきがありました。
他にも肌に身につけるものはアウトドアブランドで揃えると全然寒くないという事も学びました。
今まではヒートテックしか頭にありませんでした。アウトドアブランドと比べるとまさに天地の差。
具体例を出してしまうと靴下は「ダーンタフ」https://www.darntough.jpで間違いないです。
一足約三千円でお高いですが信じられないくらい足先が冷えません。逆にストーブに近づけても全然熱くないのです。
手足は一旦冷えてしまうと体全体が寒いと感じます。そこが完全に防備されます。そして「生涯保証」が付きます。
小さい頃から冬山が寒すぎて苦手でしたが装備がしっかりしてればストレス無く過ごせる事が分かりました。
またスマートウォッチの「miband5」。こちらもサウナ用に購入しましたが睡眠の質やストレスを確認できたりLINEや着信、アラームを知らせてくれます。
特筆すべきは携帯を探す時にバイブモードでも音を出して知らせてくれるのです。これで「あれ?携帯どこだっけ?」が無くなります。
他にもポーカーを教えてもらったり雪遊びを教えてもらいました。
でも一番学んだ事で大きなことは「お金の為に働かない」という事です。そして皆この組織が良くなるように日々改善を図っております。
お客様の満足の為に働いているのです。これこそが楽しく生きるコツだな、と感じました。
周りに自然が沢山ありその自然の中で遊べてしまうのです。アクティビティを楽しんだり山菜を取ったりサウナや温泉に入ったりなんか全然ギスギスしてないのです。
トーカイ県に戻ったら私はどうなってしまうのでしょう。この気持ちはノートや日記に書き留めたので時々見返しては日々自分の目標に向かって再び歩み始めたいと思います。
そして一緒に働いたかけがえの無い若い仲間達とも再びどこかで再開できる日を楽しみに頑張りたいです。(こっちに来てから本当におっさんキャラになってしまった…)
(写真は屋根の雪おろしをした時のもの。)